世界No.1のストライカーと聞くと、リオネル・メッシ選手やクリスティアーノ・ロナウド選手、キリアン・エムバぺ選手などを想像するかもしれません。
では、世界No.1のディフェンダーと聞くと誰を思い浮かべるでしょうか?ストライカーに比べ、注目が集まりにくいディフェンダーですが、世界にはそんなストライカーたちの前に立ちはだかる優秀なディフェンダー達がたくさんいます。
そこで今日は、世界にはどんな素晴らしいディフェンダー達がいるのか、世界No.1のディフェンダーは一体誰なのか?そんな疑問に、17年間ディフェンダーとしてプレーしてきた私が答えていきたいと思います。
世界最強ディフェンダーランキングTOP7
第7位 ラファエル・ヴァラン
身長 | 191cm |
体重 | 81kg |
年齢 | 30歳 |
出身国 | フランス |
所属チーム | マンチェスターユナイテッドFC |
ポジション | CB |
市場価値 | 7000万ユーロ(84億円) |
第7位は、ラファエル・ヴァラン選手です。2018年、FIFAワールドカップで優勝したフランスの守備の要として活躍し、バロンドールの有力候補にもなった世界トップレベルのセンターバックです。また、レアルマドリードの黄金時代(CL3連覇など)を支えたセンターバックとしても知られています。
プレースタイル
では、ヴァラン選手がどのようなディフェンダーなのか?そのプレースタイルについて解説していきます。ヴァラン選手のプレースタイルとして最も特徴的なのが、下の2つです。
・空中戦の強さ
・スピードを活かした守備
では、順番に解説していきます。
空中戦の強さ
まず空中戦の強さですが、ヴァラン選手は身長191cmと世界的に見ても非常に高く、その上身体能力も高いので、まず相手との競り合いで負けることはほぼありません。2020年のデータにはなりますが、ヴァラン選手の空中戦の勝率は88.5%を記録していたそうです。これは彼がいかに空中戦が強いかを物語っていますね。守備面でも攻撃面でも彼の空中戦の強さは相手にとって脅威ですね。
スピードを活かした守備
次にスピードを活かした守備についてですが、彼はとにかく足が速いです。快速です。ディフェンダーで足が速くない選手が多い中で、この強みは大きいですね。足が速い為、足の速いフォワードについていくことも、裏へのカバーリングもなんなくこなします。また、守備の対応も世界トップクラスなので、スピードと相まって最強のディフェンダーと言えるでしょう。
私から見たヴァラン選手のすごさ
先ほど、守備の対応が世界トップクラスだと言いましたが、ヴァラン選手はファールをせずに相手のボールを奪うのが抜群にうまいです。昨シーズンは、1シーズンを通してイエローカードをもらったのはたったの2枚。他の選手に比べ極めて少ないです。ファールをせずともボールを奪える予測力とディフェンスセンスが素晴らしいですね。この結果からもわかるように、ノーファールで相手からボールを奪う能力は、見ていていつもすごいなと感じます。
彼の魅力が詰まった動画がありましたので、良ければご覧ください。
第6位 ヨシュコ・グヴァルディオル
身長 | 185cm |
体重 | 80kg |
年齢 | 21歳 |
出身国 | クロアチア |
所属チーム | マンチェスターシティFC |
ポジション | CB |
市場価値 | 7500万ユーロ(105億円) |
第6位は、ヨシュコ・グヴァルディオル選手です。私たちの記憶にも新しい2022年のカタールワールドカップで大ブレイクし、その名を世界に知らしめました。また、その活躍に期待が集まり、2023年8月からはマンチェスターシティへ移籍。ビッグクラブでの活躍に注目が集まっています。
プレースタイル
では、グヴァルディオル選手のプレースタイルについて解説していきます。彼のプレースタイルで特徴的なのが、下の3つです。
・フィジカルとスピードを活かした守備
・左利きの精度の高さ
・ビルドアップのうまさ
順番に解説していきましょう。
フィジカルとスピードを活かした守備
彼の最大の特徴はなんといってもフィジカルの強さとスピードでしょう。身長185cmと、世界的に見れば一般的な選手ですが、フィジカルの強さと持ち前のスピードを最大限に活かした1対1の強さは世界のストライカー達をものともしません。そのフィジカルとスピードは、おそらく驚異的なボディバランス(体幹の強さ)が可能にしているのではないかと思います。
左利きの精度の高さ
グヴァルディオル選手はセンターバックには珍しい左利きの選手です。プレーを見たことがある方は分かると思いますが、その左利きの精度がめちゃくちゃ高いです。縦パスやサイドチェンジ、時には決定的なチャンスを作り出すスルーパスまで通します。この精度の高さが、最終ラインでの安定したパス回しや攻撃の起点となっていることは間違いないですね。
ビルドアップのうまさ
先ほどの、左利きの精度の高さに繋がってくるところではありますが、その精度の高さゆえに、ビルドアップがとてもうまいです。最終ラインから1人で持ち上がることも、1本のパスでチャンスメイクすることもできます。特にドリブルに関しては、本当にディフェンダーなのか目を疑うレベルです。最終ラインから2~3人抜いていくこともあり、ディフェンダーながら見ていてワクワクするようなプレーをしてくれますね。
私から見たグヴァルディオル選手のすごさ
私がグヴァルディオル選手を見ていてすごいなと感じるポイントは、スライディングです。彼のスライディングのうまさは世界のディフェンダー達の中でも1位、2位を争うレベルだと思っています。ノーファールかつ、危険を阻止できるスライディングで、スライディング後のボールの残し方もうまいので、本来なら相手ボールになる場面でも、彼であればマイボールにすることも可能だと思います。
わかりやすい動画があったので、良ければご覧ください。
第5位 フィルジル・ファン・ダイク選手
身長 | 195cm |
体重 | 92kg |
年齢 | 32歳 |
出身国 | オランダ |
所属チーム | リヴァプールFC |
ポジション | CB |
市場価値 | 5500万ユーロ(66億円) ※2019年は、1億ユーロ(120億円)を記録。 |
第5位は、フィルジル・ファン・ダイク選手です。2018年、リヴァプールに移籍し、不安視されていたリヴァプールの守備を立て直す活躍を見せ、クラブのタイトル獲得や、個人としてもPFA年間最優秀選手賞を受賞するなど、世界が認めるセンターバックです。
プレースタイル
彼のプレースタイルとして特徴的なのは、以下の2つです。
・身体能力を活かした対人守備
・正確なロングフィード
では、順番に解説していきます。
身体能力を活かした対人守備
彼は身長195cm、95kgと世界の選手の中でもトップクラスに大きな選手です。その身長や体格を活かした守備は鉄壁です。スピードがあるので、スピードの速い選手の対応や、1度抜かれてもすぐに追いつくことができます。もちろんフィジカルも強く、当たり負けしているところをまず見たことがありません。
エデン・アザール選手が、手強いディフェンダーに彼の名を挙げ、「世界最高の一人だ」と称賛したように世界トップレベルのストライカー達から見ても、彼の守備能力が高いことがわかります。
正確なロングフィード
もう一つの彼の特徴として、ロングフィードが正確という点が挙げられます。最終ラインからのロングボールは一気にチャンスを作り出せますし、それがあるだけで相手にとって非常に脅威です。彼のロングフィードからチャンスを演出する場面も多く、何よりその正確さはいつ見ても感心してしまいます。
私から見たファンダイク選手のすごさ
彼のすごさは、チームに与える安定感にあると思っています。圧倒的な守備の強さや気迫溢れるプレーを見ていると、「彼がいるから大丈夫だ」と、そう思わせてくれます。見ている私ですら、そう感じるのですから、もちろん一緒にプレーしている他の選手たちも感じているのではないでしょうか。彼がいるだけでチームの守備が安定しますし、守備が安定する為、試合運びもうまくいきます。その安定力がチームに安心感を与えていることは言うまでもないでしょう。
この動画を見れば、そのすごさがすぐにわかると思いますので、ぜひご覧ください。
第4位 セルヒオ・ラモス選手
身長 | 184cm |
体重 | 82kg |
年齢 | 37歳 |
出身国 | スペイン |
所属チーム | セビージャFC |
ポジション | CB |
市場価値 | 400万ユーロ(6.5億円) |
第4位は、セルヒオ・ラモス選手です。長年、レアルマドリードの守備を支え、クラブのCL3連覇を達成するなど、レアルマドリード時代に獲得したタイトルは22にも渡ります。世界一のセンターバックは?と聞かれれば、彼の名を答える方も多いことでしょう。今日紹介する中では、最年長ですが、彼のディフェンスのうまさは今も健在です。個人的にディフェンダーの中では一番好きな選手です(笑)。
プレースタイル
彼のプレースタイルとして特徴的なのは以下の3つです。
・統率力
・高い得点力
・気迫あふれる守備
では、1つずつ解説していきます。
統率力
レアルマドリード時代にキャプテンを務めていたことからもわかるように、非常に統率力のある選手です。ディフェンスラインのコントロールはもちろん、キャプテンとしてチームを鼓舞する姿もよく見ます。彼がキャプテンとしてディフェンスラインにいるだけで、チームがまとまっている。いつもそんなイメージを受けるのは、この「統率力」のおかげかもしれません。
高い得点力
ディフェンスの選手にしては珍しい、非常に得点力のある選手です。実際に、ラリーガのDFの登録選手としては歴代最多ゴール記録を保持している選手であり、この結果からも彼の得点力の高さが分かります。セットプレーでの得点やPKなど、本当にディフェンダーなのかを疑うレベルで得点力に優れています。
気迫あふれる守備
彼のプレーを見たことがある方は分かると思いますが、非常に気迫にあふれたプレーをする選手です。ですが、ただ勢いがあるだけでなく、ディフェンスセンスも抜群です。対人対応、裏へのカバーリング、空中戦、どれをとっても一級品です。持ち前の気迫と世界最高クラスのディフェンスセンスを兼ね備えた彼の守備は、見ているこちらまで熱くしてくれます。
私から見たラモス選手のすごさ
彼のすごいと感じるポイントは、怖いものなしなところですね。イエローカード数や、ファールによる退場がラリーガ史上最多記録になるなど、カードコレクターとしても知られており、ファールになることを全く恐れることなく突っ込んでいったりします。この彼の怖いものなしな部分で、数的不利を余儀なくされることもありますが、その一方でチームを何度も救ってきたのも事実ですね。
彼がいかに「熱い男」かをぜひご覧ください。
第3位 マタイス・デ・リフト選手
身長 | 187cm |
体重 | 89kg |
年齢 | 24歳 |
出身国 | オランダ |
所属チーム | FCバイエルンミュンヘン |
ポジション | CB |
市場価値 | 7500万ユーロ(105億円) |
続いて第3位に紹介するのは、マタイス・デ・リフト選手です。2018-19シーズンのチャンピオンズリーグで、アヤックスをベスト4に導く快進撃に貢献し、期待の若手ディフェンダーとして非常に注目を集めている選手です。現在は、ドイツの名門バイエルンミュンヘンに移籍し、CLでも5試合無失点に抑えるなど、早速CBとして結果を出しており、これからの活躍にも期待したい選手です。
プレースタイル
では、彼のプレースタイルについて解説していきます。彼の特徴は主に2つです。
・相手との駆け引きのうまさ
・確実にボールを捉えたスライディング
では順番に解説していきます。
相手との駆け引きのうまさ
デリフト選手は、1対1の守備でほぼ負けることがありません。なぜこんなにも対人守備が強いのか?それは相手との駆け引きのうまさにあると思います。具体的には、相手がボールを少し離した瞬間を見逃さなかったり、相手の判断の遅れを察知すればスピードをあげて取りに行くなど、相手をよく観察し、瞬時のミスも見逃さないディフェンスが強さの秘訣だと思います。
確実にボールを捉えたスライディング
彼は非常にスライディングがうまい選手です。シュートブロックはもちろん、対人の守備も、ルーズボールの対応も、スライディングが必要とされる場面で、確実にボールを捉えたスライディングができます。ディフェンダーとして本当に重要な能力であり、彼のスライディングは幾度となくゴールを守ってきました。
私から見たデリフト選手のすごさ
彼のすごさ、それは若さですね。まだ24歳ながら世界的ディフェンダーとして、その名を世界に知らしめ、市場価値は現代のディフェンダーの中でもトップクラスとなるなど、まさに怪物です。アヤックスのベスト4入りという快挙を果たしたときは、19歳という若さにしてキャプテンを務めていたことも未だに驚きを隠せないですね。
デリフト選手が世界トップクラスのディフェンダーであることがよくわかる動画です。良ければご覧ください。
第2位 ルベン・ディアス選手
身長 | 187cm |
体重 | 83kg |
年齢 | 26歳 |
出身国 | ポルトガル |
所属チーム | マンチェスターシティFC |
ポジション | CB |
市場価値 | 8000万ユーロ(112億円) |
第2位は、ルベン・ディアス選手です。マンチェスターシティの守備を支える存在で、その市場価値は、ディフェンダーの中では最高額であり、世界でも最強のディフェンダーと言えるでしょう。シティのリーグ優勝、個人ではFWA年間最優秀選手を受賞するなど、その活躍ぶりは欧州サッカー界に衝撃を与えました。最強のディフェンダーを語るうえで彼の存在は欠かせません。
プレースタイル
世界最高峰のディフェンダーとして知られるディアス選手のプレースタイルとして特徴的なのは、以下の3つです。
・抜群の読み
・安定したビルドアップ
・高いリーダーシップ
では順に解説していきます。
抜群の読み
ディアス選手の読み(予測力)は、他のディフェンダーに比べ、頭一つ分飛び出ているといった感じがします。読みを活かした対人守備、カバーリング、シュートブロックはもうさすがとしか言いようがないです。その読みの能力に長けている為、カード数も少なく、クリーンな守備ができます。
安定したビルドアップ
ディアス選手はビルドアップも非常にうまいです。それはデータにも表れており、移籍したシーズンではプレミアリーグ全選手中1位のパス成功率93.3%を記録しており、その正確さや状況判断力は世界でもトップクラスだということがわかります。
高いリーダーシップ
ディアス選手は、非常に高いリーダーシップを発揮することができる選手です。まだ26歳ながら、最終ラインから声を張り上げて味方に指示する場面をよく見ます。彼のそのリーダーシップがシティの守備を安定させている要因だと私は思います。味方に1人でもこのような選手がいるとチームとしては非常に嬉しいですね。
私から見たディアス選手のすごさ
私が感じるディアス選手のすごいポイントは、万能型ディフェンダーという点と、高いパフォーマンス維持という点です。まずディフェンダーに必要な対人守備の強さ、空中戦の強さ、状況判断力、ビルドアップ、味方の活かし方など、他にももっとありますが、彼は全ての能力を兼ね備えた超万能型のディフェンダーだと言えます。
また、非常に安定したパフォーマンスを発揮し続けることができ、タフな選手です。チームにとっては必要不可欠な存在でしょうね。この2点、超万能型ディフェンスで、高いパフォーマンスを発揮できる安定力とタフさが、彼が世界に認められるポイントだと感じます。
彼のディフェンダーとしての魅力が詰まった動画がありましたので、良ければご覧ください。
第1位 カイルウォーカー選手
身長 | 183cm |
体重 | 83kg |
年齢 | 33歳 |
出身国 | イングランド |
所属チーム | マンチェスターシティFC |
ポジション | CB、RSB |
市場価値 | 4000万ユーロ(48億円) |
第1位に選ばれたのは、カイルウォーカー選手です。2位のディアス選手と迷いましたが、僅差で1位とさせていただきました。
彼もディアス選手と同じく、マンチェスターシティ所属のディフェンダーです。クラブのリーグ優勝、個人でもPFA年間ベストイレブンに選出されるなど、その実力は申し分ないです。「今まで1番手強かったディフェンダーは?」と聞かれると、世界の数々のストライカー達が口を揃えて彼の名を挙げるように、世界トップレベルのディフェンダーとして、サッカーファンからも選手たちからも認められています。
プレースタイル
カイルウォーカー選手のプレースタイルは、以下の3つです。
・圧倒的な対人守備の強さ
・驚異的なスピードとフィジカル
・スピードを活かした攻撃参加
では、順番に解説していきます。
圧倒的な対人守備の強さ
彼の対人守備の強さは、ディフェンダー達の中でもずば抜けています。次に解説するスピードとフィジカルの部分とも被ってきますが、1対1の守備が強すぎます。まず負けることはないです。当たり負けすることもなければ、フィジカルで突破されることもない。ディフェンダーとしての予測力にも優れており、どうすれば彼を抜けるのかわからないですね。
驚異的なスピードとフィジカル
彼の最大の特徴で、今回彼を1位に選んだ理由がこのスピードとフィジカルです。まずスピードですが、とにかく速い。ディフェンダーに限らず、全選手の中でもずば抜けて早いと思います。そのスピードは、過去にプレミアリーグで最高時速37.8kmを記録したほど。もはや車みたいなもんですね(笑)。
次にフィジカルですが、これもまた異次元に強いです。当たり負けしている所はまず見たことがありません。体格も非常にガッチリしており、フィジカルを売りにしている選手が、彼に簡単に吹き飛ばされる場面も多いです。彼のフィジカルの強さはプレミアリーグでもトップレベルでしょう。
スピードを活かした攻撃参加
サイドバックならではの攻撃参加も特徴的です。スピードがありますので、オーバーラップを仕掛けることも、ドリブルで持ち上がることもでき、彼のビルドアップから数々のチャンスを演出してきました。また、持ち上がった後のクロスボールもライナー性の非常に鋭いボールを蹴ることができ、得点に繋がるシーンもよくあります。
私から見たウォーカー選手のすごさ
ウォーカー選手のすごさを感じるポイントは、威圧感かなと思います。世界トップレベルのストライカー達が口を揃えて、「彼が一番手強かった」と言うように、相手からすれば、1番攻撃を仕掛けたくないディフェンダーなのではないでしょうか。それだけ、最強のディフェンダーとしての威圧感を放っているように感じます。それは画面で見ていても感じますし、自分が攻撃の選手なら、絶対に仕掛けたくないですね(笑)。
ここが、2位のディアス選手に僅差で勝利したポイントかなと思っています。
彼のプレー動画をぜひご覧ください。
7人の中で1番得点力があるDFは誰だ!?
※Wikipediaより、通算(ユース時代、各クラブ、代表全て含む)試合数と得点数を引用。
※計算は、出場試合数/得点数で計算(何試合で1得点決めたか)。
第7位 カイル・ウォーカー選手
515試合出場/9得点
第6位 ラファエル・ヴァラン選手
416試合/19得点
第5位 ルベン・ディアス選手
350試合出場/17得点
第4位 ヨシュコ・グヴァルディオル選手
145試合出場/11得点
第3位 マタイス・デ・リフト選手
288試合出場/23得点
第2位 フィルジル・ファン・ダイク選手
432試合出場/43得点
第1位 セルヒオ・ラモス選手
762試合出場/157得点
得点力ランキングでは、セルヒオ・ラモス選手が1位となりました。ディフェンダーながら、非常に得点力のある選手で、その得点力で何度もチームを救ってきました。37歳となった彼が、今後どんなゴールを見せてくれるのか楽しみですね。
歴代(レジェンド)のディフェンダーで最強なのは誰!?
ここでは、現役を退いたレジェンド達の中から最強のディフェンダーを紹介していきたいと思います。現役時は、先ほど紹介した選手たちにも負けない実力があり、ディフェンダーとして数々のピンチを救ってきた選手ばかりです。それでは厳選したレジェンド達を紹介していきます。
第3位 ファビオ・カンナヴァーロ選手
元イタリア代表。175cmと小柄ながら、対人守備の強さや優れた読み能力で、相手選手を圧倒するディフェンダーでした。ワールドカップ優勝やディフェンダーながらもバロンドールを受賞した選手として知られています。現在は、指導者としてサッカーに携わっているそうです。
第2位 ロベルト・カルロス選手
元ブラジル代表。「ロべカル」の愛称で知られています。非常に快速で、足元の技術もあった為、得点力も高いディフェンダーでした。有名なのは、彼の左足。「悪魔の左足」とも称され、彼の左足から繰り出されるシュートはまさに怪物。未だにこんなシュートを蹴れたのは彼だけではないでしょうか?
第1位 リリアン・テュラム選手
第1位に輝いたのは、元フランス代表のテュラム選手です。今日紹介したヴァラン選手が参考にしている選手としてその名を挙げ、その守備力はいまだに世界最高峰だと言われるほどです。ワールドカップ優勝やW杯優秀選手賞にも選ばれるなど、世界から認められるディフェンダーとして活躍しました。ワールドカップでは、7試合で2失点に抑えた歴代最少失点数での優勝を記録しました。
そのディフェンダーとしての実力は、未だに参考にされており、今に活きるレジェンドとして1位に選出させていただきました。
まとめ
さて、ここまで最強のディフェンダーをランキング形式で紹介してきましたが、どうだったでしょうか?いつも試合ではストライカー達が注目されがちですが、世界には鉄壁ともいえるディフェンダー達がその前に立ちはだかります。ぜひそんなストライカー達との闘いを注目して見て頂ければと思います。サッカーがより楽しく、面白くなるはずです!
また、他のポジションのランキングも出していきたいと思っていますので、楽しみにお待ちください。
では、また。